すれ違い際、街の中に消えないように

仕方ない、人の世は生きにくいもの。

私が永遠を信じきれない理由。

 

 


自殺を理解できない私でも

ここから飛び降りたら生きたまま?

と思ったことくらいはある。

 


幸せな時。

その幸せが下降していることに気付いた時。

 


あ、永遠なんかないんだった。

と気づく前。

 


幸せだなぁと思うことが少ない私は

たまに訪れる幸せに溺れる。

 


自分が幸せな事に気付かず、

欲張りになる。

 


だから幸せなんだと気付いたタイミングで、

死ぬなら今だな。と思う。

 


高いところが好きな私は落ち着くところを求めて高いところに行く。

気持ちを落ち着かせるためにね。

 


このタイミングが重なると考えてしまう。

 


人生は山あり谷ありで。

谷が見えてしまうと逃げたくなる。

 


そりゃ、ずっと幸せでいた方が

人生楽しいから。

 


でも、今味わっている幸せよりも、次味わう幸せの方がよっぽど幸せだとわかっているからとどまる。

 


きっとそうだと信じる相手が自分だと

裏切られることはないとわかっているから。

 


思い出は助けにならない。

 


思い出に縛られてもいいことは無いし、

先を見ていた方がよっぽど良い。

 


とはいえ、寝る前には思い出が蘇るし、

その魔法が溶けると太陽は登っている。

 


こんなにも世界が綺麗に見えているのは

私が永遠を信じきれていない裏返しだと思える朝焼けが

そこにはあると願っているから。

 


誰かと朝焼けを見るのも良いけど、

一人で見ることが魅力的だと考える私は

少し寂しいのだろうか。

 

 

 

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それでも

今日も、ゆっくり目を閉じて、

朝日が登るのを待つことにしよう。