すれ違い際、街の中に消えないように

仕方ない、人の世は生きにくいもの。

私がとわ子とかごめと同種な理由。

 

放送時付近ぶりに『All The Some 』を聴いていたら涙が止まらなかったので改めて書き留めて置く。

 


「大豆田とわ子と三人の元夫」観てました?

とわ子とかごめって対極にいると一見感じるけど、

私は同極にいる同じ種類の人間だとしか思えない。

何故そう思ったかと言うと、

私の性格があまりにも二人の真ん中だから。

もしあの物語の中に私が登場していたら、

中学生くらいに遅れて仲間入りしたキャラだろうなぁ。とまで思う。

とまぁ、思うものの、どこがマッチしているかピンポイントで説明できないもどかしさはある。

それだけ共通認識が多いとも言えるが。

 


坂元裕二さんの生み出す会話が、

私の胸にぶすぶす刺さるのは毎度のことで、

同じ種類の人間だ、、と思う人物と出会うのも毎度。

周りにどんな目で見られている人物でも

私はわかるよ。と見守る。

見守るんだけど、

段々自分を客観視しているようで、

我に帰った時、感情の行き場に困る。

はて、これは今自分の身に起こったことか?

と錯覚する程なのである。

苦しい。欠かさず観てしまうけど。

だから多分思い入れが深い作品が多い。

(すんなりと坂元さんのファンといえばいいのに、ファンとかの次元じゃないのであまり大きな声では言わない)

とわ子とかごめの間にはあれ?私?私いる?となる場面しかなかったので伝説に残る作品になった。

 


ただ、坂元さんの作品に出てくる

私と同種の人物は、結局周りに愛されている。

ずるい。そこがずるいところなんだよなぁ。

 


p.s

文字起こしして定期的に読み直してしまう

最終話のとわ子と八作の会話載せておきますね。

いつかかごめの名言集もここに付け足しておくね。

 


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それは勿体ないことしたね


そうなんだよね。でもしょうがない。

欲しいものは自分で手に入れたい。

そういう、困った性格なのかなぁ


それはそうだよ。

手に入ったものに自分を合わせるより、

手に入らないものを眺めてる方が

楽しいんじゃない?


そうなんだよね

そっちの方がいいんだよね


1人で生きていけるけど

まぁ寂しいじゃん。

寂しいのはやだけど、


でもそれでも誰かと2人でいたいって思うんだよ

自分を好きになれなかったら、結局1人だしさ

 

 

そうだね

 


好きになれる自分と一緒にいたいし

1人でも幸せになれると思うんだよね

なれるかな

 

全然余裕でなれるでしょ

なれる、なれる。


....

 

 

それだし今でも好きだよ


両想いだ


両想いだね


だからあなたを選んだ

あなたを選んで1人で生きることにした


無理なのかな


今だってここにいる気がするんだもん

3人いたら、恋愛にならないよ


そっか


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